Q. 歯並びや噛み合わせが悪くなるのはなぜ?
A. 私たちのあごは退化する傾向、簡単に言えば小さくなる傾向にあります。あごの骨はその形や大きさが生活環境に左右されやすく、柔らかい食べ物が多い現在、あまり噛まない、あるいは噛む必要がないことが1つの原因です。歯に比べてあごが小さい人は60%以上を占めると言われています。このため歯とあごの大きさが合わなくなり、乱ぐい歯、八重歯、出っ歯といった不正が生じてきます。この不調和が大きすぎる場合、永久歯を抜いて治療することもあります。
| 乱ぐい歯 |

治療前 |

治療後 |
| 八重歯 |

治療前 |

治療後 |
| 出っ歯 |

治療前 |

治療後 |
Q. 大人でも矯正治療はできますか?
A. 何歳から始めても矯正治療は十分可能です。成人だからといってあきらめることは全くありません。ただ、治しやすさや治療目標レベルは、症状や年齢によって変わります。「早期発見・早期治療」が大切です。
Q. 治療の期間はどのくらいかかりますか?
A. 歯並びの不正の程度、種類、年齢、個人差などによって大きく異なりますが、一般的に2〜3年位の治療期間を要する人が一番多いようです。歯並びの一部分を治すだけならもう少し短く、半年から1年位ですむこともあります。
通院は、3〜5週間に1度の割合で行います。
Q. 治療に痛みを感じますか?
A. 歯を動かすために、始めの段階は弱い力をかけます。それにより歯の周りの骨に変化が現れます。その時に固いものを食べると痛みを感じます。この痛みは人により、また装置により違いますが、ほんの少しであることが多く、また治療をした日から1〜3日くらいでおさまりますので、その間は卵料理やハンバークなど柔らかい物を食べて下さい。
最近では、温度によって歯にかかる力をコントロールできる矯正装置もありますので、痛みがひどいときは冷たいお水を飲むと装置が緩くなり、痛みがおさまります。ある時期を過ぎると通常の力を加える程度で済むので、あなたのご予定を医師に伝え、それに合わせて治療を進めていくとよいでしょう。
Q.「患者さんとのコミュニケーションを第一に考えております」といいますが、具体的にはどのように対応されていますか?
A. 治療中のお口の中の写真を定期的に撮影しています。そして必要に応じてその写真をお渡ししています。「百聞は一見に如かず」のとうりです。そして、今どういう治療がおこなわれているか、先生の考えと患者さんの感じていることを治療中の写真を通して相互に理解できればと思っています。
また、当院では白衣は着ていません。それは患者さんと病院側との間にできてしまう敷居を取り除くためです。いろいろな悩みも気軽に相談して頂くなかで、治療も効率よく進めることができると私たちは考えています。
Q. 治療期間を短縮させるコツは何でしょう?
A. 第一には、装置が壊れたり弛んだ時、またはあなたが「おかしいな、いつもと違うな」と感じた時や、「唇やお口に妙に引っ掛かる」と感じた時、すぐに当院に連絡することです。そしてできるだけ早く見てもらうことです。装置が壊れたまま1ヶ月放置すると、壊れた装置にそって歯が動いてしまい、リカバリーに半年かかってしまうことがあるからです。何かおかしいなと感じたらすぐに当院に電話しましょう。
第ニは、治療のための約束の時間を守ることです。その時間、病院はあなたをお待ちしています。約束の時間に遅れるとあなたに十分時間を割くことができなくなります。
第三は、先生に指示された装置を時間どおりつけることです。装置によっては、装着時間が短いとかえって反作用が起きて、治療期間が伸びてしまうことがあります。装着時間があなたのライフスタイルに合わなくなった時は遠慮なく先生に相談しましょう。先生はあなたと相談の上、違う方法を用います。
第四は、歯ブラシをていねいにすることです。歯ブラシが悪く、虫歯になったり、歯茎が腫れたりしてお口が病気になると歯の動きは遅くなります。お口が健康な状態、健康な歯、健康な歯茎でこそ、歯はよく動くようになります。また、歯ブラシ圧が強く歯や歯茎を歯ブラシで削って傷めて炎症を起こしてしまうことも治療を長引かせる原因になります。当院で歯ブラシ指導をしっかり受けてください。私達スタッフがあなたのお口を守れるよういろいろな手段を用いて治療します。
最後に、身体が疲れていたり睡眠不足や栄養が偏ったりしていて全身が不健康な状態では、歯の動きが遅くなります。できる限り規則正しい生活のリズムを心がけましょう。 |
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